中国、結婚式、暴動、本

2012年が過ぎていこうとしています。
書きそびれていた事を今年の思い出としてブログにします。

今年は尖閣諸島が話題になり、来年以降も尾を引くようです。9月中旬、中国各地で激しい反日デモが勃発、山東省青島市では日系企業の工場が焼かれ、ショッピングセンターが破壊されました。
中国、結婚式、暴動、本

ちょうどその時、私はかの地青島を訪れていました。9月14日〜18日までの5日間、13年振りの訪問。13年前の8月、お盆休暇の旅行で青島へ向かうフェリーの上で知り合って友人になった趙さんの結婚式に出席するためです。

日本を出るとき、デモのニュースはありませんでした。9月14日午前のうちに青島に到着、在青島日本国総領事館から注意喚起の発表がされたのがその日です。着いた日の夕方に市街地のジャスコで食事をし、やけに早い閉店を怪訝に感じていたら、翌日は休業してました。事件を知ったのは日本からのメールです。

さてしかし、そんな話は置いといて、肝心なのは結婚式。とてもなかなか盛大なものでした。ホテルの会場内はカメラクレーンが上下し、レーザー光線が飛び交い、新郎新婦のひな壇の前にはファッションショーのようなランウェイが。お色直しは3回だか5回だか。新郎新婦の前撮り衣装はたしか9パターンを撮影したとか。友人の新郎の談「やり過ぎアルヨ」。そのほか中国ならではの伝統的な結婚の風習も見聞きできて、とても興味深かった。

夜は友人たちが集まっての会が開かれました。当然お喋りが円滑ではないので、最初は静かにしていたのですが、アルコール度数が40〜50度あろうかとかいう白酒(パイチュウ)で「乾杯=干杯(ガンペイ)!」 と挑みかかってくる朋友たちと次々に切り結び、ついに最後は千鳥足(交わせる言葉がコレしかない、ということもありますが)。日本での暴動報道をよそに、実にうまい白酒の夜でした。

、、、、青島の本のことを本題に書くつもりが、ずいぶん長くなってしまいました。
続きの後編は来年です。


http://hillman.hamazo.tv

この記事へのコメント
まったく個人的な意見です。
でも、私はこういうことがとても大切だと思います。
大局的な局面よりも、小さな局面の出来事か。
国家の成り立ちは人です。
そのちいさな人と人の成り立ちが大切です。
どんなに大きな集団がもめていても、集団は張りぼてであり、
個人と個人のつながりほど大切なものは無い。
このようなところの人間関係を大切にしていきたいと思います。
Posted by ブルーグレーのダボス at 2013年01月05日 21:56
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